Ⅰ コミュニティ組織 円心の郷・赤松
1 活性化プロジェクトチームによる検討会
令和3年度、7回開催し兵庫県の「地域再生大作戦事業」を活用して地域を元気にする方法を①農業分野、②歴史・観光分野、③空き家活用分野から検討し、下記の計画を立てた。
・経営内容が新聞に掲載されました。
(1)農業部会
・貸農園…空き家活用(視察のゴトンボ貸農園を参考に計画)事業主体はファーム・円心(資金面)
・農業体験…収穫体験、事業主体はファーム・円心(機械用具の提供可能)
・産直マーケット…イベントに合わせて開催
・ブランド化…商標登録(県の認証)の申請
・イベント…泥んこまつり(町のイベントに協力)、農産物の販売
・中長期的な事業…販売所(円心駅、空き家活用)ネット販売
※今後は、これを基に旧赤松校区集落営農組織(円心の郷・赤松、ファーム・円心)の役員会で国県町の支援事業を活用して計画を進める。また、必要に応じてプロジェクトチームによる検討会を開催する。
(2)歴史・観光部会
・マンガ化…町の補助で制作→
組織の立ち上げ
赤松むらづくり協議会(事業主体)赤松連合自治会・プロジェクトチーム・円心館活用組織発起人会が加わる。
(アドバイザーとしてお寺の意見を聴く)
・観光ルート…半日、1日ルートのマンガマップ作製
・ボランティアガイド…プロジェクトチーム・円心館活用組織発起人会、公募(当該地域)
※代表を中心にプロジェクトチーム・円心館活用組織発起人会を「歴史・観光分野を検討する会」に改称し計画を進める。
(3)空き家活用部会
・貸農園…視察の「ゴトンボ貸農園」に「後継者がいない、資金面が困難」の課題あり資金面は、貸料金、ファーム・円心、公の支援金で対応、役員手当・作業代を支給
規約、運営規定の作成。空き家改修計画・貸農園計画の作成
・空き家状況調査…リスト(所有者、相続状況、管理状況)を作成し、状況を把握する
※空き家改修・貸農園計画を作成し、旧赤松校区集落営農組織(円心の郷・赤松、ファーム・円心)の役員会で検討する。
2 獣害対策
令和3年度より3年間兵庫県の獣害対策推進事業モデル地区にされ、森林動物研究センター・西播磨獣害対策チーム、上郡町、JA兵庫西等のご支援により取り組む。
Ⅱ 農事組合法人ファーム・円心
1 経営状況
水稲24ha、小麦10ha、白大豆11ha、黒大豆70a、ひかり姫(枝豆)30a、ジャンボ落花生6a、きゅうり6a
総勢70名の組合員による営農活動
きゅうりの粕漬け
ファーム・円心栽培のきゅうりを使用、2年がかりでつくりました。
2 経営に関わる主な情報
(1) 兵庫県認証食品(ひょうご推奨ブランド農産物)に認定される
・ヘアリーベッチ(緑肥)、堆肥による環境創造型農業の実践
・食品の安全に関する法令基準を満たす食品
・食品の生産履歴記録による消費者の要求対応
(2) きゅうりの粕漬けの営業許可証取得
・令和4年1月6日より販売開始
(食品営業賠償共済加入)
(3) 大型冷蔵庫(米保存用、粕漬保存用)を購入(令和4年9月)
(4) 令和3年度
第7回上郡町米リンピック グランプリ(ヒノヒカリ)、2位(きむむすめ)